ある漢方医のつぶやき

いぬつかひさしの備忘録

歯は語る

先日、おもしろい歯医者さんに行ってきました。

大分の「ナチュラルデンタルクリニック」というところです。

先生は口の中を見ていろんなことがわかるそうで、自分のアレルギーが歯の詰め物と関係あるのではないかと思っていたので予約してみました。

しかしだいぶ先しかとれず、待っている間に落ち着いていた手の湿疹が悪化してきました。

そして受診の1週間前から湿疹の様子が変わり、手のひらに水疱がたくさん出て化膿して破れ悲惨な感じになってきました。

さて、受診の日です。

まず初めに問診があり、診察室に通され、診察台に横になり、ここまでは他と一緒です。

しかしこの後がビックリでした。

口の中を見て開口一番言われた言葉…

「あなたは子どもの頃からずっと猫背でしたね」!!

その通りです。

小さい頃の私の写真は肩が丸まって顎が上がっており、妻からも「猫背だと自信がなさそうに見えるよ」と言われたり、上司からは「胸を張れ!」と背中をたたかれたりしていました。

ちなみに、先生は診察台で初対面だったので猫背かどうかなど見ていません。

次にこう言われました。

「猫背のバランスをとるためこのような歯並びになっています。鼻炎があってもおかしくありません。あなたはすいぶん厳しく育てられましたね。既往歴の小児喘息はそれが原因です。肺は悪くありません。消化器も大丈夫です。ただストレスと緊張で肝臓を傷めてます」

まるで見てきたかのように言われました。

学校は確かに厳しかったし、家は厳しいというより無言の重圧がありました。

ちなみに鼻炎は既往歴には書いていませんでした。

そして手を見て、「掌蹠膿疱症です。このタイミング出てきたのも今日ここに来るのもあなたが決めていました。あなたの波動に合わなくなってきている金属があります」と言われました。

ほかにも、歯間と歯茎を超音波でマッサージして前後で首や肩の動きが楽になることを確認させてくれ、歯は噛むためだけにあるのではなく関節でもあり、ちょっとしたずれが全身に影響を及ぼすこと、だから絶対に抜いてはいけないことなどを教えてくれました。

2回目の受診では、メタトロンという機械で私に合う詰め物を探し、Oリングテストと呼吸で確認する作業をしました。

これから治療が始まっていくところで楽しみです。