ある漢方医のつぶやき

いぬつかひさしの備忘録

セイタカのお風呂

9月も終わりになると朝晩涼しく、夜は布団がないと寒いくらいになりました。

私は1週間前から妻の砂浴リトリートで伊勢に行っていたのですが、福岡に帰ってきたら急に秋になっていてびっくりしました。

セイタカアワダチソウという草、知っている人も多いかと思います。

秋になると土手や河原などでよくみかける、黄色い花をつける背の高い草です。

繁殖力が強く厄介な雑草といったイメージが強いかと思いますが、デトックス効果や保温効果があり、自然療法愛好家の間では入浴剤としてよく使われています。

ちなみに使うのは黄色い花ではなく、咲く前のパワーをためこんだ蕾の部分です。

今日はひんやりした日だったので、妻が「セイタカのお風呂にしたよ~」と準備してくれました。

うちでは冬は定番のお風呂で、独特の草っぽいにおいと少しトロっとした感じが私は気にいっています。

今日は気温のせいかいつもの温度ではぬるく感じ沸かし直そうかと思ったのですが、食事の準備もできていたしまあいいかと思いそのまま上がりました。

そして夕食をたべていると、肌着しか着ていないのに体がポカポカしているのに気づきました。

熱い風呂で温まったのとは違い、ひなたぼっこをしているようなほんわかした温かさで、体の芯から温まっている感じです。

保温効果があることは知っていましたが、ここまでとは思いませんでした。

風呂がぬるかったおかげで、図らずもセイタカのパワーを実感することができました (^^)

 

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セイタカさん