ある漢方医のつぶやき

いぬつかひさしの備忘録

私の湯シャン物語

4年前、家族で温泉に行った時のこと。

当日になり、無添加石鹸を作ってる人の講演を聴きにいく予定を思い出した。

家族に先に行ってもらおうとしたら、「講演終わってからでいいよ」と言われそうした。

馴染みの温泉が休みだったので、近くの公衆浴場に行った。

そこには石鹸もシャンプーもなかったので、石鹸を買って体を洗い風呂に入った。

そして温まった後髪を洗おうと思ったら、置いてた所に石鹸がない・・・

捨てられたと思い風呂場と脱衣場のゴミ箱を探したが見つからない。

しつこく探すので客に「どうしましたか?」と聞かれる始末。

仕方ないのでお湯で髪を洗った。

実は以前湯シャンにトライしたことがあった。

でもその時はべたつきと臭いが気になり続かなかった。

翌日、テレビで「洗髪はお湯だけで十分」という番組を見た。

合成石鹸の害の話を聞いた日に石鹸をなくし、翌日この番組を見たのはシンクロだと思った。

この際だから石鹸もシャンプーもやめてみた。

すると2週間を過ぎた頃から、髪のべたつきや臭いはあまり気にならなくなった。

石鹸は使わなくても今のところ特に問題は感じていない。

むしろ使うから必要になるような気がしている。

※皮脂は”天然の保湿剤”。垢は古い角質が剥がれたもの。皮脂は落としすぎると乾燥したり逆に分泌が増え脂性になる。角質は”バリアー”で削りすぎると肌荒れや痒みを引き起こす。