ある漢方医のつぶやき

いぬつかひさしの備忘録

与えた方が気持ちいい

散歩してたらタバコの空箱が落ちていた

通り過ぎた後で気になった

 

べつに拾わなくてもいいか

俺が捨てたわけじゃないし

 

でも目の前のゴミくらい拾おうか

目の前に困った人いたら助けるよな

 

拾わなきゃじゃなく拾おう

そう思って拾った

 

そしたら空き缶や紙屑なんかで

10分もせず両手が一杯になった

家に帰ってごみ箱に捨てた

 

その日なぜか食事の準備が楽しかった

美味しいもの食べさせたいって思った

 

見返りを求めず気持ちよくやっていた

与えるエネルギーに包まれていた

 

義務感や取り引きでやってる時は

奪うエネルギーになっている

 

それだと自分も苦しいし相手も苦しい

ということに気づいた